・パケット使い放題時の支払総額
今回は、メールやwebなどのパケット通信を使い放題にした場合、
実際の支払総額がどれぐらいになるのか比較してみます。
NTTドコモのFOMA・auの1X WIN・WILLCOMのAIR-EDGEの3種類を比較対象に、
家族割引や、長期利用割引など、様々な割引サービスを利用して
各社でさまざまなパターンで比較してみます。
今回はNTTドコモ。
<NTTドコモ FOMA>
ドコモのパケット使い放題サービスは「パケ・ホーダイ」オプション。
定額料4,095円/月を基本使用料に追加することで使い放題になります。
ただし、このオプションを付けることができるのは、FOMAプラン67以上という条件が設定されています。
「FOMAプラン67」は標準では7,035円のプラン。
これに「iモード使用料」157円と「パケ・ホーダイ」4,095円を加算して、
7,035円+157円+4,095円=11,287円/月
が支払総額となります。
年間契約の“いちねん割引”を利用すると、契約期間5年以上で基本使用料が15%引きになります。
すると、基本料が5,974円となり、
5,974円+157円+4,095円=10,226円/月
さらに家族で複数契約をする“ファミリー割引”を併用すると、基本料使用料が40%引きになります。
すると、基本料は4,210円となり、
4,210円+157円+4,095円=8,462円/月
さらに、請求書の郵送をやめてネットで照会する“eビリング割引”を利用すると105円引きになり、
8,357円/月
となります。
コメント
比較対象。
WILLCOMについて興味を持ってる一般の人のHP・掲示板への記述でよく見かけるのが「カタログ読んだけど、ドコモと料金体系が全然違うから安いのかどうなんだか分からない!」。
やっぱドコモは良くも悪くも業界標準で、一番多くの人がサービス・料金体系に慣れていて、且つ他社へのキャリア替えの最大元キャリアですからね。
パケット定額においてのアドバンテージとしては、単純に考えればauよりも定額利用料が安いですから、通話においてFOMAプラン67以上で元々ちょうどよかった人にとっては最適といえますよね。
音声ARPUが5,000を超えてるということを踏まえると、全ての人にとって必ずしもよいとは言えないかもしれないけど、それでも多くの人にとっては十分魅力的なサービス、とも言えそうです。
おそらく完全に比較対照のためだけに出てきたDocomoですな。
少なくともパケット定額においてドコモのアドバンテージはないと思う。
あっても少ないか。たしかにパケットパック60とかつけるならパケ・ホーダイにしてもいいのかもしれないけど、ヘビーユーザーじゃないと結局のところ微妙じゃないかというのが自分の見方です。
それからヘビーユーザーっていうのが携帯電話のヘビーユーザーなのか、メールやウェブに特化したユーザーなのかでまた変わってくるんでしょう。無料通話・通信分って電話しないと消化できないから、テレビ電話でもしてくださいって言うつもりなのか…