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何のための話し合い?

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「議論をすればするほど反対なんです。何のために私を総裁に選んだんでしょうね」
ニュースで聞いた小泉首相の言葉には、首を傾げてしまいました。

郵政民営化について、自民党の中には反対の人が多いということを受けての発言です。
普通に考えれば、いろいろな意見があるから議論をしているのでしょうし、議論を踏まえて、なおさら反対意見が強くなるということであれば、それは提案内容に何か問題があるからなのでしょう。もちろん今回の場合は、民営化することによって、利益を失う族議員がいる、ということもあるからこそなのかもしれませんが…。

日本は間接民主主義。

国民が選んだ国会議員が行う政策というのは、国民が選んだ政策であり、首相も間接的には国民が選んだ、ということになってしまうのかもしれません。
が、大統領制では無いんですから、他の多くの(国民が選んだ)国会議員が反対している政策をゴリ押しで進め、しかも議論をあくまで説得の場所としてしか考えていないかのような発言をする等、今回の小泉総理の行動には疑問を抱かざるを得ませんでした。

もちろん、今まで国会議員がやろうとしなかったことを、いろいろ変えてくれるという、いわゆる”聖域なき構造改革”をやってくれるのが小泉総理なんだ!という声もたくさんあるとは思います。
ですが、個人的には、最近の小泉総理は民主主義の中に存在する独裁者というか何と言うか……そんな感じがしてなりません。
最初はこんな感じじゃなかったと思うんですが…

#ちなみに、私は郵政民営化については、それぞれメリットもデメリットも同じぐらいある気がするので、賛成でも反対でもないです

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